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座標平面では、図形を「点の集まり」として式にできます。
円は「中心からの距離が一定の点の集まり」、直線との距離は「垂直に下ろした最短距離」。
この2つを式で読めるようになると、接する・交わる・離れるも計算で判断できます。
触ってみる — 円の式は距離の式
赤い点をドラッグして中心を動かし、青い点を横に動かして半径を変えてください。
中心が (a,b)、半径が r の円は、中心から距離 r の点 (x,y) 全体です。
(x−1.00)2+(y+1.00)2=4.00、中心 (1.00,−1.00)、半径 2.00
つまり、円の方程式は距離の式そのものです。
(x−a)2+(y−b)2=r2
式の中の a,b は中心の座標、右辺の平方根が半径です。
展開された式を見ても、平方完成すればこの形に戻せます。
触ってみる — 点と直線の距離
直線までの距離は、斜めに測るのではなく、直線に垂直な線分の長さです。
点 P を動かすと、青い垂線の長さが距離として計算されます。
点 P(2.20,1.40) から直線 2x−y−1=0 までの距離 d=∣2⋅2.20−(1.40)−1∣/5=0.89
直線 Ax+By+C=0 と点 (x0,y0) の距離は
A2+B2∣Ax0+By0+C∣
です。円と直線が接するかどうかも、中心から直線までの距離と半径を比べれば分かります。
式で確かめる
動かして掴んだ感覚を、式と言葉で確かめます。間違えても、ヒントと解説で戻れます。
確認 1 / 3
円 (x−2)2+(y+1)2=9 の中心と半径はどれですか?
確認 2 / 3
点 (1,2) と直線 3x+4y−6=0 の距離はいくつですか?
確認 3 / 3
円 (x−1)2+(y−2)2=4 と直線 x=3 の関係はどれですか?
チャレンジ問題 — 接する円を作る
赤い点で中心、青い点で半径を調整します。
中心から直線までの距離と半径が一致すると、円と直線はちょうど接します。
目標: 中心 (1,0)、半径 2 で直線 x=3 に接する円を作る。現在 ∣3−a∣=2.80、r=1.20、差 1.60執筆・監修: 中野竜之介(北海道大学大学院 数学専攻 博士課程・専門: 特殊関数論と代数幾何の交わり)
最終更新: 2026-07-05
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