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円周角の定理 — 円のふちから同じ弧を見る

円の中心から弧を見る角を中心角、円周上の点から同じ弧を見る角を円周角と呼びます。 円周角の定理は、とても短く言えます。

同じ弧に対する円周角は、中心角の半分です。

たとえば中心角が 100100^\circ なら、同じ弧を見込む円周角は 5050^\circ です。 点が円周上を動いても、見ている弧が同じなら角度は変わりません。

触ってみる — 円周上の点を動かす

赤い点 PP をドラッグしてください。 点 PP は円周上だけを動きます。 緑の弧 ABAB は固定されているので、中心角 AOB\angle AOB100100^\circ のままです。 その弧を見込む円周角 APB\angle APB は、どこへ動かしても 5050^\circ のままになります。

中心角 AOB=100\angle AOB = 100^\circ円周角 APB=50\angle APB = 50^\circAPB=12AOB\angle APB = \frac{1}{2}\angle AOB
赤い点 PP は円周上だけを動きます。同じ弧 ABAB を見る限り、APB\angle APB5050^\circ のままです。

接線も円ではよく使う

円と直線がただ 11 点で触れるとき、その直線を接線と呼びます。 接点を TT、中心を OO とすると、半径 OTOT と接線は垂直です。 つまり、接線が出てきたら 9090^\circ の直角を探します。

円周角では「同じ弧」、接線では「半径と垂直」。 この 22 つを見落とさないだけで、円の問題はかなり整理しやすくなります。

理解チェック

式で確かめる

動かして掴んだ感覚を、式と言葉で確かめます。間違えても、ヒントと解説で戻れます。

確認 1 / 3

中心角が 100100^\circ の弧を見込む円周角は?

確認 2 / 3

PP を同じ弧 ABAB を見る位置で動かすと、APB\angle APB はどうなりますか?

確認 3 / 3

円の接点 TT で、半径 OTOT と接線が作る角は?

執筆・監修: 中野竜之介北海道大学大学院 数学専攻 博士課程・専門: 特殊関数論と代数幾何の交わり

最終更新: 2026-07-05

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