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中学数学の学び直し / 第2章 · 1つ目のレッスン

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2x+3x2x+3x は 5x5x にまとめられるのに、2x+32x+3 はなぜまとめられないのか

文字式と一次方程式 — 文字で一般化する

文字式は、数を難しく隠すための記号ではありません。まだ決まっていない数や、いくつもの場合に共通する計算を、短く正確に書くための道具です。たとえば同じ値段のノートを何冊か買う場面では、冊数を毎回具体的な数で書くより、冊数を文字で表した方が見通しがよくなります。

ここでは文字を「まだ決まっていない、動ける数」として見ます。どんな値を入れても正しいままの式変形だけが、安心して使える式変形です。

同じ種類のまとまりを数える

定義

同類項

文字式では、同じ種類の項だけをまとめます。2x2x や 3x3x のように文字の部分が同じ項を同類項といい、同類項どうしはまとめられます。

同じ種類をまとめる

たとえば 2x+3x2x + 3x は、「xx のまとまり」(xx の項)が 22 個と 33 個あるという意味なので、合わせて 5x5x になります。

触ってみる — 同類項をタイルで見る

下の図では、青いタイルが xx、オレンジの小さいタイルが 11 を表します。文字の値を変えても、上の 2x+3x+42x + 3x + 4 と下の 5x+45x + 4 は同じ値になります。

青い長方形は xx、オレンジの小さい正方形は 11 を表します。

2x+3x+4=5x+42x + 3x + 4 = 5x + 4。いま x=2x = 2 なので、どちらも 1414 です。

操作して確かめる

文字の値を変える

  • 文字の値を 00 にする → xx のタイルは値を持たず、どちらも 44 になります
  • 文字の値を 33 にする → 2x+3x+42x + 3x + 4 も 5x+45x + 4 も 1919 になります

同類項をまとめるとは、式の意味を変えずに、同じ種類のまとまりを数え直すことです。文字の値をいくつにしても同じなら、その式変形はただの近道ではなく、いつでも使える道具になります。

理解チェック

式で確かめる

動かして掴んだ感覚を、式と言葉で確かめます。間違えても、ヒントと解説で戻れます。

確認 1 / 3

2x+3x2x + 3x と同じ式はどれですか?

確認 2 / 3

x=4x = 4 のとき、3x+23x + 2 の値はいくつですか?

確認 3 / 3

4a+2b−a4a + 2b - a を同類項でまとめると?

この章の定義・定理・公式をまとめて確認する

第2章 文字式と一次方程式 — 天秤でつり合いを保つ のまとめページへ

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執筆: 榎本颯斗 / 監修: 中野竜之介

中野竜之介: 北海道大学大学院 数学専攻 博士課程・専門: 特殊関数論と代数幾何の交わり

数学レビュー協力: 北町晃洋・野田一成・木村敏樹

最終更新: 2026-07-05

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