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文字式と一次方程式 — 天秤で方程式を解く

方程式は、左右の式が同じ値になるような文字の値を探す文です。 一次方程式では、文字が 11 乗だけで現れます。 式変形の目的は、文字を一人にして、どの値なら左右が等しいのかを読むことです。

「移項」は、項が勝手に反対側へ移動する合図ではありません。 本当に起きていることは、両辺に同じ操作をして、等しい関係を保ったまま式を簡単にすることです。

触ってみる — 天秤で等式を保つ

下の天秤は、左辺と右辺を重さとして表しています。 文字の値を動かすと、左辺の重さが変わります。 天秤が水平になる値が、その方程式の解です。

左: 2x+32x + 3 = 55
状態: 差は 66 です
右: 1111 = 1111

2x+3=112x + 3 = 11 から始めます。

目標: 2x+3=112x + 3 = 11 の天秤を水平にする。いま x=1x = 1 です。

たとえば 2x+3=112x + 3 = 11 なら、まず両辺から 33 を引いて 2x=82x = 8 にします。 次に両辺を 22 で割って x=4x = 4 です。 どちらの操作も、片方だけに行うと天秤は崩れます。 両辺に同じ操作をするから、解を変えずに式を簡単にできます。

試してみよう

理解チェック

式で確かめる

動かして掴んだ感覚を、式と言葉で確かめます。間違えても、ヒントと解説で戻れます。

確認 1 / 3

x+5=12x + 5 = 12 を解くと?

確認 2 / 3

3x4=113x - 4 = 11 の解はいくつですか?

確認 3 / 3

移項の説明として最も正しいものはどれですか?

章末チャレンジ

文字の値を動かして、下の天秤が水平になる点を探してください。 計算で解いてから合わせても、先に図で見つけてから式で確かめても構いません。

左: 3x+23x + 2 = 22
状態: 差は 1212 です
右: 1414 = 1414
目標: 3x+2=143x + 2 = 14 の天秤を水平にする。いま x=0x = 0、左は 22、右は 1414 です。

執筆・監修: 中野竜之介北海道大学大学院 数学専攻 博士課程・専門: 特殊関数論と代数幾何の交わり

最終更新: 2026-07-05

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