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面積が 9 の正方形なら、一辺は 3 です。
これは 32=9 だからです。
同じように、面積が 2 の正方形にも一辺の長さがあります。
その長さを 2 と書きます。
A は「2乗すると A になる、0以上の数」です。
記号を先に覚えるより、正方形の一辺として読むほうが自然です。
面積を動かす
下の図では、正方形の面積を変えられます。
面積が平方数なら一辺は整数になり、平方数でないときは小数で近づけて読みます。
面積 A=9一辺 9=3 正方形の面積が A のとき、一辺は A です。いまは面積 9、一辺は 9=3 です。
面積が 16 なら一辺は 4 です。
面積が 17 なら、一辺は 4 より少し大きくなります。
42=16、52=25 なので、17 は 4 と 5 の間にあります。
数直線に置く
平方根は長さなので、数直線上にも置けます。
たとえば 2 は、横 1、縦 1 の直角三角形の斜辺として作れます。
その斜辺をコンパスのように数直線へ移すと、2 の位置が決まります。
作図中: 2≈1.414直角三角形: (1)2+12=2 底辺 1、高さ 1 の直角三角形を作ると、斜辺は 2 です。その斜辺の長さを原点中心の円弧で数直線へ移しています。
3 も同じ考え方で置けます。
底辺を 2、高さを 1 にすると、斜辺の長さは 3 です。
平方根は「だいたいの小数」ではなく、作図できる正確な長さとして扱えます。
理解チェック
式で確かめる
動かして掴んだ感覚を、式と言葉で確かめます。間違えても、ヒントと解説で戻れます。
確認 1 / 3
面積が 25 の正方形の一辺は何ですか?
確認 2 / 3
7 の位置として正しいものはどれですか?
確認 3 / 3
2 を小数第3位までで答えるといくつですか?
章末チャレンジ
面積を調整して、指定された一辺の正方形を作ってください。
平方根は「面積から一辺を読む」ための記号だと確認できます。
目標: 面積を 18 にして、一辺 18≈4.243 の正方形を作る。現在は面積 12、一辺 12≈3.464です。執筆・監修: 中野竜之介(北海道大学大学院 数学専攻 博士課程・専門: 特殊関数論と代数幾何の交わり)
最終更新: 2026-07-05
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