定義・定理・公式まとめ
微分方程式コース
レッスンで手を動かして体感したことを、いつでも引ける形にした知識の地図です。 気になる項目があれば、リンク先のレッスンでもう一度図を動かして体感し直せます。
第1章微分方程式とは — 解かずに眺める
解の存在と一意性(直感)
無料初期値 を1点決めると、そこから解は1本に定まる
方向場の上を1本の川が流れるように、出発点が決まれば経路も決まる
厳密には がリプシッツ条件を満たすことが十分条件(本コースでは深入りしない発展テーマ)
→ このレッスンで体感する平衡解の安定性判定
無料安定、 不安定
まわりの矢印が平衡解へ向かえば安定、離れれば不安定
1変数の安定性は の符号1つで決まる。多変数では固有値の実部の符号に一般化される(第4章)
→ このレッスンで体感する第2章1階微分方程式を解く
同次解+特殊解の分解
プレミアム一般解 同次解(過渡項) 特殊解(定常解)
過渡項は時間とともに消え、特殊解(定常解)だけが最後に残る
線形方程式だから成り立つ重ね合わせ。第3章の2階線形・第4章の連立系でも同じ骨格が繰り返される
→ このレッスンで体感する第3章2階線形微分方程式 — ばねと減衰振動
特性方程式と判別式の3つの場合
プレミアムを代入すると指数が消え、rの2次方程式だけが残る
判別式 の符号で分岐: 負→複素共役(不足減衰)、0→重根(臨界減衰)、正→相異2実根(過減衰)
→ このレッスンで体感する第4章連立微分方程式と相平面
連立系の一般解(固有値分解)
無料固有ベクトル座標で見ると、各成分が で独立に伸縮するだけになる
線形代数コース第9章の対角化と同じもの。 が2つの1次独立な固有ベクトルを持つことが前提
→ このレッスンで体感する安定性は固有値の実部の符号だけ
プレミアムすべての固有値の実部が負 安定(原点へ収束)
節点でも渦状点でも、安定・不安定を分けるのは実部の符号だけ
1変数の の符号(第1章)が、多変数では固有値の実部の符号に一般化されたもの
→ このレッスンで体感する第5章数値解法 — オイラー法
オイラー法の精度と数値不安定
プレミアム誤差 (1次精度)
曲がるべき所を直線で近似するので、真の解から少しずつずれる
刻み幅を大きくしすぎると1歩ごとに符号が反転して発散する(数値不安定)。方程式ごとに発散が始まる の上限がある
→ このレッスンで体感するルンゲ=クッタ法(RK4、4次精度)
プレミアム1歩の中で傾きを4回測って加重平均する。実務のシミュレーションの既定手法
誤差は に比例。 を半分にすると誤差は になる(中点法は 比例で 、オイラー法は 比例で )
→ このレッスンで体感する第6章微分方程式でモデルを作る
保存量と周期軌道
プレミアム軌道に沿って が一定だから、軌道は の等高線=閉じた輪になる
この保存量はロトカ=ヴォルテラ特有の構造(非線形項が釣り合う特別な形)から来るもので、一般の非線形系には存在するとは限らない
→ このレッスンで体感する