最大最小と平均値の定理
ウォームアップ — 第13章の振り返り
問1 / 1
y = sin 3x 上でスライダーを動かし、接線の傾きがちょうど −3 になる x を探してください。
y = sin 3x dy/dx = 3cos 3x = 2.476
増減表で「形」が読めるようになりました。今日はそれを2つの実戦に接続します: 最大最小問題(実務の最適化)と、応用すべての理論的な根拠である平均値の定理です。
触ってみる — 平均値の定理
第12章の割線図の発展形です(曲線も同じもの)。青い線は両端 を結ぶ割線。 赤い点をドラッグして、接線(破線)が割線と平行になる場所を探してください。
種明かし
区間 で滑らかな関数には、必ず
を満たす が存在します。平均の傾きと同じ瞬間の傾きが、途中に必ずある — 2時間で120km走ったなら、どこかの瞬間で必ず時速60kmが出ていた、という主張です。
「当たり前」に見えますが、これが「 なら増加」「 が続けば定数」という、 増減表のすべての根拠です。図で自明に見える定理が理論の土台になっている好例です。
最大最小 — 候補は3種類だけ
閉区間 での最大・最小は、次の候補を比べるだけで確定します:
- の点(内側の山・谷)
- が存在しない点(尖り)
- 端点
端点を忘れるのが定番のミスです。増減表は内側しか見ていないので、 「区間の縁」は別枠で必ずチェックします。
試してみよう
- 上の図で、 の候補が2ヶ所あることを確かめてください( が2次式なので)
- の での最大・最小は? 候補は (内側の谷)と端点 。値は → 最大18・最小−2
操作チャレンジ — 図で解く2問
問1 / 2
a を動かして、2つの極値(赤い点)が1点に合流して消える瞬間を作ってください。
f′(x) = x² + a 極値 x = ±1.10