二次関数を使う — 最大最小と「接する」
前回、放物線は「頂点の住所 開き具合」で決まると分かりました。 今回はそれを使う練習です。高校で挫折ポイントだった「場合分け」と「判別式」も、 図で見れば1行で済みます。
最大・最小は「頂点か、端っこか」
定義域(入力の範囲)が絞られたとき、最大値・最小値の候補は2種類しかありません:
- 頂点(範囲の中にあれば)
- 範囲の端
教科書の場合分けが複雑に見えるのは、「頂点が範囲に入るか・入らないか」を 文字で書いているからです。図では、頂点をドラッグして範囲の外に出せば 「端が最小に切り替わる」瞬間が見えます。
「解く」= 交点を探す
方程式 の解は、放物線と 軸(直線 )の交点の位置です。 すると判別式 の正体も図で言えます:
- : 交点2個(すぱっと刺さる)
- : 交点1個(接する — 生まれる/消える境目)
- : 交点0個(届かない)
判別式は「交点の個数を、グラフを描かずに数える道具」だったのです。
大学への接続
この「関数の顔を読む」訓練は、微積分コース第1章(関数を動かして見る)にそのまま続きます。 また統計コースの回帰分析は「データに関数を当てはめる」操作 — つまり関数は これから全コースで主役です。
操作チャレンジ — 図で解く3問
問1 / 3
頂点(赤い点)をドラッグして、放物線 y = (x−p)² + q の頂点を星印 (2, −1) に合わせてください。
y = (x − -1.00)² + 2.00