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二次関数を使いこなす — 最大最小・解の配置

前のレッスンで「最大最小は頂点か端」「判別式は交点の個数」と分かりました。 このレッスンは、高校で最難関だった応用2つ — 区間が動く最大最小解の配置 — を 図で潰します。まずは振り返りから。

ウォームアップ — 第1章の振り返り

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頂点(赤い点)をドラッグして、放物線 y = (x−p)² + q の頂点を星印 (2, −1) に合わせてください。

y = (x − -1.00)² + 2.00

触ってみる — 区間が動くと「最小の場所」が乗り換わる

関数 f(x)=(x2)2+1f(x) = (x-2)^2 + 1 の定義域を、幅2の区間 [a, a+2][a,\ a+2] に絞ります。 緑の区間をスライドして、赤い「最小」の点がどう動くか見てください。

区間 [-1.50, 0.50] での最小値 = 3.25(右端で取る)

種明かし — 場合分けは3行に縮む

最小値を取る場所は、区間をスライドすると 左端 → 頂点 → 右端 の順に乗り換わります。 教科書の場合分けはこの3状態を文字で書いただけです:

「どの場合か」を暗記するのではなく、頂点と区間の位置関係を1枚の図に描けば、 場合分けは自動的に生えてきます。

解の配置 — 係数をつまみとして回す

方程式 x22x+c=0x^2 - 2x + c = 0cc を動かすと、放物線が上下し、 xx 軸との交点(= 解)が生まれたり消えたりします。

x² − 2x + -2.00 = 0 … D = 12.00 → 実数解2(x = -0.73, 2.73)

「解が2つとも正」「解が1と3の間」のような解の配置問題は、 この図で3つを確認するのが定石です:

  1. そもそも交わるか(判別式 DD)
  2. 軸(頂点の xx 座標)はどこか
  3. 端点での値 f(0)f(0) などの符号

大学への接続

「パラメータを動かして解の様子を見る」操作は、線形代数の固有値(行列のパラメータで 空間の潰れ方が変わる)や、統計の検定(閾値を動かすと判定が変わる)と同じ発想です。

操作チャレンジ — 図で解く3問

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区間 [a, a+2] をスライドして、区間内での最小値がちょうど 2 になる位置を見つけてください(答えは2箇所あります)。

区間 [0.50, 2.50] の最小値 = 1.00(目標 2.00)