三角方程式を単位円で解く
を解け — と言われて公式表を思い出そうとした人へ。 三角方程式は暗記問題ではなく、円と線の交点を数える図形問題です。 単位円と波はもう触ったので、その2枚を使って「解く」を再定義します。
ウォームアップ — 第3章の振り返り
問1 / 1
単位円の点をドラッグして、sinθ = −1 になる場所へ移動してください。
sinθ = 0.00(目標 −1.00)
触ってみる — 解は「交点」である
の解とは、単位円上で高さが の場所のこと。 水平線 を上下させて、交点(緑)の個数と位置がどう変わるか見てください。
種明かし — 2つの解はいつも対称
の範囲で、()の解はいつも2個。 しかも片方が なら、もう片方は必ず — 水平線と円の交点は 軸について対称だからです。
なら縦線との交点なので、対称の向きが変わって ( 軸対称)。 「どっちが でどっちが か」は覚えなくても、 線を引く向き(水平か垂直か)を思い出せば図が答えてくれます。
一般解 — 円は何周でも回れる
円を1周()回っても同じ場所に戻るので、解は無限にあります:
第3章の看板図(単位円を回すと波が生まれる)を思い出してください。 波が周期的に同じ高さを繰り返すことと、円を何周もできることは同じ現象です。
大学への接続
「方程式の解を図形の交点として数える」視点は、微積コースの方程式の近似解法や、 線形代数の連立方程式(直線の交点)で主役になります。
操作チャレンジ — 図で解く3問
問1 / 3
水平線 y = k を動かして、sin x = k の解(0°〜360°)がちょうど1個になる k を見つけてください。
交点(= sin x = k の解)が【ちょうど1個】になる k を探せ