テデトク

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定義・定理・公式まとめ

線形代数コース

レッスンで手を動かして体感したことを、いつでも引ける形にした知識の地図です。 気になる項目があれば、リンク先のレッスンでもう一度図を動かして体感し直せます。

1章 ベクトル — 矢印・数の組・座標

ベクトルの加法(継ぎ足し)

無料

a+b=(a1+b1, a2+b2)\vec{a}+\vec{b} = (a_1+b_1,\ a_2+b_2)

赤い点と青い点をドラッグすると、和は先端を継ぎ足した到達点として動く

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スカラー倍

無料

kak\vec{a}

スライダーで kk を動かすと、k<0k<0 で矢印が反対向きに裏返る

k=0k=0 はどんなベクトルも零ベクトルに潰す

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内積の2つの顔

無料

ab=abcosθ=a1b1+a2b2\vec{a}\cdot\vec{b} = |\vec{a}||\vec{b}|\cos\theta = a_1b_1+a_2b_2

幾何の顔(影・射影)と成分の顔(掛けて足す)が常に一致する

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ノルムと直交条件

無料

a=aa,ab    ab=0|\vec{a}| = \sqrt{\vec{a}\cdot\vec{a}},\quad \vec{a}\perp\vec{b} \iff \vec{a}\cdot\vec{b}=0

自分自身との内積がピタゴラスの定理そのものになっている

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2章 線形結合・張る空間・基底

線形結合とスパン(張る空間)

無料

c1a+c2bc_1\vec{a}+c_2\vec{b} の届く点全体がスパン

係数スライダー2本で到達点が動き、届く範囲が塗られていく

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1次独立・1次従属

無料

片方が他方のスカラー倍     \iff 1次従属(平行)

2本を平行に寄せると、塗られていた平面が1本の直線に潰れる瞬間が見える

1次独立なら張る空間は平面のまま(退化しない)

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基底と座標

無料

p=c1b1+c2b2\vec{p} = c_1\vec{b}_1+c_2\vec{b}_2(c1,c2)(c_1,c_2) が基底 {b1,b2}\{\vec{b}_1,\vec{b}_2\} での座標

座標は「基底ベクトルを何杯ずつ混ぜるか」のレシピ

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座標を求める=連立方程式

無料

c1b1+c2b2=pc_1\vec{b}_1+c_2\vec{b}_2=\vec{p} を成分で書き下すと連立方程式になる

同じ点でも基底を替えれば座標は変わる。標準基底は数ある基底の1つにすぎない

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3章 行列 = 線形変換

行列の列=基底の行き先

無料

A=(acbd)A=\begin{pmatrix} a & c \\ b & d \end{pmatrix} の1列目は ı^\hat{\imath}、2列目は ȷ^\hat{\jmath} の行き先

赤い点・青い点をドラッグすると格子と単位正方形が連動して変形する

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行列とベクトルの積

無料

A(xy)=x(1列目)+y(2列目)A\begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = x(\text{1列目})+y(\text{2列目})

基底の行き先さえ決まれば、他の全ベクトルの行き先も線形性から自動的に決まる

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行列の積=変換の合成

無料

(AB)x=A(Bx)(AB)\vec{x} = A(B\vec{x})

ABAB の列は「BB で送ってから AA で送った」基底の行き先そのもの

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非可換性

無料

一般に ABBAAB \neq BA

「回転してからせん断」と「せん断してから回転」で格子の変形結果が変わる

結合法則 (AB)C=A(BC)(AB)C=A(BC) は常に成り立つ。壊れるのは交換法則だけ

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単位行列・零行列

無料

AI=IA=AAI=IA=A

単位行列は何もしない変換、零行列はすべてを原点に潰す変換

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4章 連立1次方程式と掃き出し法

連立方程式の2つの見方

プレミアム

行の見方=直線の交点、列の見方=線形結合で b\vec{b} に届くか

同じ式を「制約の共通部分」と「材料の混ぜ方」の2通りに読む

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解の3分類

プレミアム

解は「一意 / 不能(平行) / 不定(一致)」の3通りしかない

スライダーで直線を動かし、平行にすると交点が消える瞬間を確かめる

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行基本変形

プレミアム

行の定数倍 / 行に他行の定数倍を足す / 行の入れ替え、の3種類のみ

どの手も解の集合を変えない。直線は回るが交点(解)を軸に回る

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簡約階段行列とピボット

プレミアム

各行の先頭の1(ピボット)が階段状に並ぶ形

ピボットのない列は自由変数(不定)、矛盾行 0=c (c0)0=c\ (c\neq0) は不能

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5章 行列式 — 面積・体積の拡大率

行列式=符号付き面積

プレミアム

det(acbd)=adbc\det\begin{pmatrix} a & c \\ b & d \end{pmatrix} = ad-bc

大きさ=面積の拡大率、符号=向きの反転、0=潰れの3つの顔を持つ

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行列式の乗法性

プレミアム

det(AB)=detAdetB\det(AB) = \det A \cdot \det B

拡大率を続けて掛けるだけ。ABBAAB\neq BA でも行列式は等しい

det(AB)=det(BA)\det(AB)=\det(BA) は常に成り立つ(スカラーの積は可換なため)

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多重線形性・交代性

プレミアム

1つの行(列)について線形。2つの行(列)を入れ替えると符号が反転

赤と青をすれ違わせると平行四辺形の色(向き)が変わる瞬間が符号反転

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行基本変形と行列式の変化

プレミアム

行の入れ替え→符号反転 / 行に他行の定数倍を加える→不変 / 行を kk 倍→行列式も kk

せん断(行の加減)は面積を保つから、掃き出しの途中経過から det を追える

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det=0の同値な意味

プレミアム

detA=0    \det A = 0 \iff 列ベクトルが1次従属     \iff 平面が直線・点に潰れる

潰れた面積の情報は逆再生できない——次章「逆行列」の出発点

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6章 逆行列・ランク

逆行列=変換の巻き戻し

プレミアム

A1A=AA1=IA^{-1}A = AA^{-1} = I

スライダーで巻き戻すと格子が元のマス目にぴったり戻る

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2次の逆行列公式

プレミアム

A1=1detA(dcba) (detA0)A^{-1} = \dfrac{1}{\det A}\begin{pmatrix} d & -c \\ -b & a \end{pmatrix}\ (\det A \neq 0)

先頭の 1/detA1/\det A は「detA\det A 倍された面積を元に戻す」係数

detA=0\det A = 0 だとゼロ除算——潰れた面積は戻せないことの式での表れ

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ランク

プレミアム

rankA=dim(ImA)\mathrm{rank}\,A = \dim(\mathrm{Im}\,A)(変換後の空間=像の次元)

2次なら rank 2=平面のまま、rank 1=直線に潰れる、rank 0=原点に潰れる

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階数・退化次数の定理(次元定理)

プレミアム

dim(kerA)+rankA=n\dim(\ker A) + \mathrm{rank}\,A = n

潰れて消えた次元の分だけ、零空間がちょうど受け取っている

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正則性の同値条件

プレミアム

detA0    A1\det A \neq 0 \iff A^{-1} が存在     rankA=n    kerA={0}    \iff \mathrm{rank}\,A = n \iff \ker A=\{\vec{0}\} \iff 列が1次独立

どれか1つ確かめれば、残り全部が無料でついてくる

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7章 ベクトル空間(抽象化)

ベクトル空間の資格

プレミアム

足し算とスカラー倍が定義され、公理を満たせばベクトル空間

多項式 p(x)=c1x+c2x2p(x)=c_1x+c_2x^2 の係数 (c1,c2)(c_1,c_2) が「点」になる

中身が矢印である必要はない。多項式・関数もベクトルになれる

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基底と次元(再訪)

プレミアム

次元=基底の本数(独立な生成元の最大個数)

2次以下の多項式全体は基底 {1,x,x2}\{1,x,x^2\} の3次元空間

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部分空間の判定

プレミアム

0W\vec{0}\in Wu,vWu+vW\vec{u},\vec{v}\in W\Rightarrow\vec{u}+\vec{v}\in WuWkuW\vec{u}\in W\Rightarrow k\vec{u}\in W

原点を通る直線だけが部分空間になれる。3条件のどれか1つでも破れたら失格

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部分空間の具体例

プレミアム

張る空間(スパン)・零空間はつねに部分空間

第2章のスパン、第6章の零空間——実はどちらも部分空間の実例だった

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8章 内積・直交性・射影

正射影

プレミアム

P=uuTuTuP = \dfrac{\vec{u}\vec{u}^{\mathsf T}}{\vec{u}^{\mathsf T}\vec{u}}

方向 u\vec{u} をドラッグすると、格子全体が直線の上へ潰れていく

u0\vec{u}\neq\vec{0} が前提。射影は線形変換で rankP=1\mathrm{rank}\,P=1detP=0\det P=0(逆行列なし)

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射影の冪等性と直交分解

プレミアム

P2=PP^2=Pa=Pa+(aPa)\vec{a}=P\vec{a}+(\vec{a}-P\vec{a})

影の影は影。残った成分(残差)はいつも射影先と直交する

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グラム・シュミット直交化

プレミアム

u2=v2v2u1u1u1u1\vec{u}_2=\vec{v}_2-\dfrac{\vec{v}_2\cdot\vec{u}_1}{\vec{u}_1\cdot\vec{u}_1}\vec{u}_1

1本ずつ「射影を引いて残差を取る」を繰り返すと正規直交基底が組み上がる

各ベクトルを長さ1に正規化すればQR分解の QQ になる

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正規方程式(最小二乗法)

プレミアム

ATAx^=ATbA^{\mathsf T}A\hat{x} = A^{\mathsf T}\vec{b}

解けない Ax=bA\vec{x}=\vec{b} を、列空間へ b\vec{b} を射影した点で妥協する

AA の列が1次独立(=ATAA^{\mathsf T}A が正則)なら x^=(ATA)1ATb\hat{x}=(A^{\mathsf T}A)^{-1}A^{\mathsf T}\vec{b} で一意に定まる

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残差の直交性

プレミアム

r=bAx^\vec{r}=\vec{b}-A\hat{x} について ATr=0A^{\mathsf T}\vec{r}=\vec{0}

「残差²の合計が最小」と「残差が列空間と直交」は同じことの言い換え

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9章 固有値・固有ベクトル・対角化

固有値・固有ベクトルの定義

無料

Av=λv (v0)A\vec{v}=\lambda\vec{v}\ (\vec{v}\neq\vec{0})

v\vec{v} をぐるっと回し、AvA\vec{v} と向きが揃う瞬間を探す

固有ベクトルの定義から零ベクトルは除く(零ベクトルを含めると任意の λ\lambda が条件を満たしてしまう)

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特性方程式

無料

det(AλI)=0\det(A-\lambda I)=0

λ\lambda をいくつ引いたら空間が潰れるか」を探す方程式

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対角化可能条件

プレミアム

A=PDP1A=PDP^{-1}     \iff AAnn 個の1次独立な固有ベクトルを持つ(固有ベクトルが基底を組む)

固有方向を新しい座標軸に選ぶと、変換はただの軸ごとの伸縮になる

固有値がすべて相異なれば十分条件(必要条件ではない)。重解でも本数さえ揃えば対角化できる(単位行列など)

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行列式=固有値の積

プレミアム

detA=detD=λ1λ2\det A=\det D=\lambda_1\lambda_2(対角化できるとき)

面積の拡大率は、各固有方向の伸縮率の積として合流する

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$A^n$ の高速計算

プレミアム

An=PDnP1A^n=PD^nP^{-1}(対角化できるとき)

100回の行列積が、対角成分を100乗するだけの計算に化ける

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10章 対称行列・2次形式・スペクトル定理

2次形式と対称行列

プレミアム

q(x,y)=(xy)(abbc)(xy)q(x,y)=\begin{pmatrix} x & y \end{pmatrix}\begin{pmatrix} a & b \\ b & c \end{pmatrix}\begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix}

a,b,ca,b,c を動かすと等高線 q=1q=1 が回転したり双曲線に裂けたりする

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スペクトル定理(実対称行列)

プレミアム

実対称行列 AAA=QΛQTA=Q\Lambda Q^{\mathsf T} と直交対角化できる(QQ は直交行列)

楕円の長軸・短軸(主軸)がそのまま固有ベクトルの方向になっている

実対称であることが前提。固有値はすべて実数、固有ベクトルは直交する。対称でない一般の行列には成り立たない

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正定値・不定値の判定

プレミアム

固有値が両方正→正定値(楕円) / 正と負→不定値(双曲線) / 片方が0で残りが正→半正定値(谷底が直線)

「ヘッセ行列が正定値なら極小」は、この符号の表がそのまま使われている

符号をすべて逆にすれば負定値・半負定値。判定はあくまで固有値の符号で行う

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分散共分散行列は半正定値対称

プレミアム

Σ=(sx2sxysxysy2)\Sigma=\begin{pmatrix} s_x^2 & s_{xy} \\ s_{xy} & s_y^2 \end{pmatrix}、固有値 0\geq 0

相関楕円の傾き=Σ\Sigmaの第1固有ベクトル=データが最も散らばる方向

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マハラノビス距離

プレミアム

xTΣ1x\sqrt{\vec{x}^{\mathsf T}\Sigma^{-1}\vec{x}}

楕円の等高線を「単位」にして測り直した距離

Σ\Sigma が正則(=半正定値かつ退化していない)であることが前提

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11章 特異値分解(SVD)と主成分分析(PCA)

特異値分解(SVD)

プレミアム

A=UΣVTA=U\Sigma V^{\mathsf T}

単位円が回転→軸方向の伸縮→回転の3段変身で楕円になる

正方でない行列を含め、どんな行列にも必ず存在する(U,VU,Vは直交行列、Σ\Sigmaは対角で非負)

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特異値と固有値の関係

プレミアム

ATAA^{\mathsf T}A の固有値の平方根が特異値 σi\sigma_i

ATAA^{\mathsf T}A は対称・半正定値だから、前章のスペクトル定理がそのまま使える

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低ランク近似(エッカート・ヤング)

プレミアム

上位 kk 個の特異値だけで再構成した行列は、ランク kk の行列の中でフロベニウスノルム最小の近似

kk を絞ると画質は落ちるが、大まかな形から先に残る

切り捨て誤差は σk+12+σk+22+\sqrt{\sigma_{k+1}^2+\sigma_{k+2}^2+\cdots} に等しい

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PCAの分散最大化

プレミアム

maxu=1uTΣu\max_{|\vec{u}|=1}\vec{u}^{\mathsf T}\Sigma\vec{u} の解は Σ\Sigma の第1固有ベクトル

点群が一番伸びている方向を手で探すと、答えは共分散行列の固有ベクトルと一致する

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寄与率

プレミアム

λ1/(λ1+λ2)\lambda_1/(\lambda_1+\lambda_2)

第1主成分だけで98%なら、データは実質1次元とみなせる

PCAはデータ行列 XX(中心化済み)の SVD と同じもの(Σ=XTX/n\Sigma=X^{\mathsf T}X/n)

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12章 ジョルダン標準形(発展・院試)

対角化不能の正体

プレミアム

固有値の重複度に対して1次独立な固有ベクトルの本数が足りないと対角化できない

せん断は固有値1(重解)なのに固有ベクトルは (1,0)(1,0) 方向の1本だけ

「固有値が重解だから」ではない。単位行列のように重解でも対角化できる例がある。決め手は固有ベクトルの本数(幾何的重複度)

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一般固有ベクトル

プレミアム

(AλI)w=v(A-\lambda I)\vec{w}=\vec{v}(v\vec{v} は固有ベクトル)

1回かけると固有ベクトルに変わる「補欠」を、足りない本数だけ探して補う

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ジョルダン細胞

プレミアム

P1AP=(λ10λ)P^{-1}AP=\begin{pmatrix} \lambda & 1 \\ 0 & \lambda \end{pmatrix}

対角化の「完全な伸縮」には届かないが、「伸縮+最小限の横流し」まで整理できる

任意の正方行列は複素数の範囲でジョルダン標準形に相似という一般定理の、2次の具体例

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ジョルダン細胞のべき乗

プレミアム

(λ10λ)n=(λnnλn10λn)\begin{pmatrix} \lambda & 1 \\ 0 & \lambda \end{pmatrix}^n=\begin{pmatrix} \lambda^n & n\lambda^{n-1} \\ 0 & \lambda^n \end{pmatrix}

何度かけても右上の項は消えない。微分方程式の解に現れる teλtte^{\lambda t} の正体

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