定義・定理・公式まとめ
線形代数コース
レッスンで手を動かして体感したことを、いつでも引ける形にした知識の地図です。 気になる項目があれば、リンク先のレッスンでもう一度図を動かして体感し直せます。
第1章 ベクトル — 矢印・数の組・座標
第2章 線形結合・張る空間・基底
1次独立・1次従属
無料片方が他方のスカラー倍 1次従属(平行)
2本を平行に寄せると、塗られていた平面が1本の直線に潰れる瞬間が見える
※ 1次独立なら張る空間は平面のまま(退化しない)
→ このレッスンで体感する第3章 行列 = 線形変換
第4章 連立1次方程式と掃き出し法
第5章 行列式 — 面積・体積の拡大率
行基本変形と行列式の変化
プレミアム行の入れ替え→符号反転 / 行に他行の定数倍を加える→不変 / 行を 倍→行列式も 倍
せん断(行の加減)は面積を保つから、掃き出しの途中経過から det を追える
→ このレッスンで体感する第6章 逆行列・ランク
第7章 ベクトル空間(抽象化)
ベクトル空間の資格
プレミアム足し算とスカラー倍が定義され、公理を満たせばベクトル空間
多項式 の係数 が「点」になる
※ 中身が矢印である必要はない。多項式・関数もベクトルになれる
→ このレッスンで体感する第8章 内積・直交性・射影
第9章 固有値・固有ベクトル・対角化
対角化可能条件
プレミアムが 個の1次独立な固有ベクトルを持つ(固有ベクトルが基底を組む)
固有方向を新しい座標軸に選ぶと、変換はただの軸ごとの伸縮になる
※ 固有値がすべて相異なれば十分条件(必要条件ではない)。重解でも本数さえ揃えば対角化できる(単位行列など)
→ このレッスンで体感する第10章 対称行列・2次形式・スペクトル定理
スペクトル定理(実対称行列)
プレミアム実対称行列 は と直交対角化できる( は直交行列)
楕円の長軸・短軸(主軸)がそのまま固有ベクトルの方向になっている
※ 実対称であることが前提。固有値はすべて実数、固有ベクトルは直交する。対称でない一般の行列には成り立たない
→ このレッスンで体感する正定値・不定値の判定
プレミアム固有値が両方正→正定値(楕円) / 正と負→不定値(双曲線) / 片方が0で残りが正→半正定値(谷底が直線)
「ヘッセ行列が正定値なら極小」は、この符号の表がそのまま使われている
※ 符号をすべて逆にすれば負定値・半負定値。判定はあくまで固有値の符号で行う
→ このレッスンで体感する第11章 特異値分解(SVD)と主成分分析(PCA)
低ランク近似(エッカート・ヤング)
プレミアム上位 個の特異値だけで再構成した行列は、ランク の行列の中でフロベニウスノルム最小の近似
を絞ると画質は落ちるが、大まかな形から先に残る
※ 切り捨て誤差は に等しい
→ このレッスンで体感する第12章 ジョルダン標準形(発展・院試)
対角化不能の正体
プレミアム固有値の重複度に対して1次独立な固有ベクトルの本数が足りないと対角化できない
せん断は固有値1(重解)なのに固有ベクトルは 方向の1本だけ
※ 「固有値が重解だから」ではない。単位行列のように重解でも対角化できる例がある。決め手は固有ベクトルの本数(幾何的重複度)
→ このレッスンで体感するジョルダン細胞
プレミアム対角化の「完全な伸縮」には届かないが、「伸縮+最小限の横流し」まで整理できる
※ 任意の正方行列は複素数の範囲でジョルダン標準形に相似という一般定理の、2次の具体例
→ このレッスンで体感する