統計学
データのばらつきから推定・検定まで、シミュレーションを動かしながら統計的思考を身につける。統計検定2級範囲対応。
- 到達目標
- 記述統計から確率・推定・仮説検定・回帰分析まで、統計検定2級の範囲を計算とシミュレーションの両方で扱えるようになる。
- 初回閲覧の目安
- 約11時間(全33レッスン)操作・計算演習・復習まで含めた習熟には、これ以上かかります。
このコースの前提
高校数学の学び直しの内容(特に第7章 場合の数と確率 — 数え上げの技術)を前提にします。不安があれば先に確認してください。
高校の場合の数・確率を、データから母集団を推定・検定・回帰する統計学へつなぐ。
統計検定2級 模試モード
35問・90分。実試験フル形式で腕試し → 解答レビューと弱点の章へ直行(プレミアム)
定義・定理・公式まとめ
体感したレッスンから引ける、知識の地図です。
計算演習
何度でも新しい数値で練習できます。
第1章 データを記述する — 1変数の記述統計
ヒストグラム・平均・中央値・分散/標準偏差でデータを1枚の図と少数の数字に要約し、外れ値への強さの違いまで計算して説明できるようになる。目安 40分
第2章 2変数の関係 — 相関と単回帰入門
散布図と相関係数でデータの関係の強さを測り、外れ値・非線形性・相関と因果の違い・シンプソンのパラドックスといった落とし穴を見抜けるようになる。目安 60分
第3章 確率 — 不確実性のルール
条件付き確率とベイズの定理を検査のパラドックスのような具体例で使いこなし、直感と計算のズレを説明できるようになる。目安 40分
第4章 確率変数と確率分布
二項分布と正規分布を触りながら期待値・分散の計算法則(線形変換・和)を身につけ、確率変数の散らばりを数式で扱えるようになる。目安 40分
第5章 正規分布と多次元の分布
標準化(z値)でどんな正規分布も比較できるようにし、2次元正規分布の相関楕円から条件付き期待値・回帰直線とのつながりまで理解できるようになる。目安 40分
第6章 大数の法則と中心極限定理
中心極限定理を標本平均のシミュレーションで体感し、標準誤差(σ/√n)の意味と√nに反比例する精度の感覚を身につけられるようになる。目安 60分
第7章 標本分布 — 推測統計の準備
標本分布・標準誤差・抽出法(単純無作為・層化・クラスター・系統)の違いを理解し、t分布・カイ二乗分布がσ未知の代償として現れる仕組みを扱えるようになる。目安 40分
第8章 推定 — 点推定と区間推定
点推定と信頼区間を100本シミュレーションで正しく解釈し、信頼水準・σ・nが区間の幅をどう決めるか計算して設計できるようになる。目安 40分
第9章 仮説検定
仮説検定をp値の面積として理解し、第一種・第二種の過誤のトレードオフを踏まえてt検定を実行できるようになる。目安 40分
第10章 回帰分析と線形モデル
最小二乗法による回帰直線の当てはめと決定係数R²の意味を理解し、相関係数との関係・外挿の落とし穴まで扱えるようになる。目安 40分
第11章 ベイズ統計と計算統計(発展)
ベイズ更新を事前分布から事後分布へのシミュレーションで体感し、頻度論との考え方の違いとMCMC(メトロポリス法)による事後分布の近似計算まで理解できるようになる。目安 60分
第12章 多変量解析 — 高次元データの構造を見る
主成分分析(PCA)を分散最大化の軸探しとして再訪し、判別分析・クラスター分析で群を分ける・まとめる計算ができるようになる。目安 40分
第13章 時系列解析 — 時間に沿うデータ
時系列データをトレンド・季節性・自己相関の構造で読み、AR・MAモデルのパラメータと系列の形の対応を生成器で確認できるようになる。目安 40分
第14章 実験計画法と分散分析
分散分析のF統計量(群間変動と群内変動の比)を理解し、二元配置の交互作用とフィッシャーの3原則、多重比較の落とし穴まで扱えるようになる。目安 40分
第15章 一般化線形モデルとモデル選択
一般化線形モデル(確率分布・線形予測子・リンク関数)の枠組みでロジスティック回帰を理解し、AICで当てはまりと複雑さのトレードオフからモデルを選べるようになる。目安 40分
この基礎を使う応用コースへ
ロードマップ →ここで身につけた道具が、そのまま次の土台になります。大学コースはどれも第1章が無料です。