コース
複素数を「平面を変形させる操作」として動かす。正則関数・等角写像・複素積分から留数定理まで、高校の複素数平面を入口に図を触りながら学ぶ。
・ 初回閲覧の目安
関数を切り替えると、零点や極のまわりで色相が何周するかから、その位数が読み取れます。
色相 = 偏角(上の帯が凡例)・明るい = |f(z)| が大きい
このレッスンで触る →複素関数を使う — 写像として読む
複素数を極形式で扱い、複素関数をドメインカラーリングで写像として読み、ド・モアブルの定理で零点・極の位数を判定できるようになる。目安 80分
複素微分可能性が実2変数の微分可能性より強い条件であることを理解し、コーシー・リーマン方程式で正則性を判定できるようになる。目安 80分
正則関数がf'≠0の点で角度を保つ等角写像になることを理解し、ジューコフスキー変換で円が翼型に変形する仕組みと臨界点の意味を扱えるようになる。目安 80分
経路積分とコーシーの定理を理解し、コーシーの積分公式で正則関数の内部の値が境界の情報だけから決まることを扱えるようになる。目安 80分
留数をローラン展開の1/(z-p)の係数として定義し、単純極・高階の極の留数公式から留数定理で閉曲線積分を計算できるようになる。目安 80分
留数定理を使って実数の広義積分を計算できるようになり、一致の定理にもとづく解析接続と多価関数(対数関数)の分岐という発展的な考え方に触れる。目安 80分
展開中心と特異点の位置からテイラー級数・ローラン級数の収束領域を判定し、主要部から孤立特異点の種類と留数を求められるようになる。目安 90分
最大値原理とリウヴィルの定理の成立条件を説明し、代数学の基本定理・一致の定理・解析接続の一意性へ適用できるようになる。目安 80分
正則関数の実部・虚部と調和関数の関係を導き、等高線の直交、平均値性、ポアソン積分、共役調和関数を扱えるようになる。目安 90分
複素数平面から調和関数までの定理と計算法を横断し、各問題で成立条件・収束領域・経路の向きを確認して解けるようになる。目安 60分